高知県幡多郡三原村は、古くから米どころとして有名な、周囲を山々に囲まれた小さな村。
美しい山々から湧き出る清水を田に引き美味しいお米を育て、そのお米でかつては「どぶろく」を造っていました。
戦後に酒造が禁止となりどぶろく造りは途絶えましたが、2004年に「どぶろく特区」の認可を得て三原村伝統の味を復活させました。
「どぶろく」とは、こうじと米がそのまま入ったお酒。
自然発酵で一つ一つが丁寧な手作業です。
「どぶろく特区」を受けて約20年が過ぎ、生産者の高齢化、それに伴う後継者不足、また近年は衛生管理が厳しくなり、気密性のない納屋でのどぶろく造りは異物混入の恐れがあるということで難しくなった、などの問題が起こってきました。
このままでは三原村にようやく根付いたどぶろく文化を保っていけなくなる・・・。そこで「三原村のどぶろく文化」を次世代につなぐため、それぞれの銘柄のどぶろくを作っていた生産者達が協力し、新しい銘柄の合同製造を決断しました。
2023年1月にどぶろく製造工場が完成し、2023年6月末、どぶろく製造許可が下りました。そして新しい銘柄「あのこ」「このこ」が誕生したのです。
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〈土佐三原どぶろく合同会社〉
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